slowlife2007のブログ

日々感じたことなどを気ままに書いていこうと思います

タンタラスの丘④

わたしも多少カメラを趣味にしているので、このような現象が起こることは知っています。

 

デジカメの機種によっては、スローシンクロという機能があります。

その機能を使用すれば、シャッタースピードが遅くなるため、シャッターが開いてから閉じるまでの時間が長くなります。

 

そのため、その間に被写体である人間が動けば、動かなければ映らないはずの人物の背景が写ることになるのです。

 

この時、被写体である人物は、その人物と同時に背景までが映り込むため「半透明状態」で映し出されることになります。

 

このような写真が、いわゆる「心霊写真」などと勘違いされることが多いのだと思います。

 

しかし、このような写真となるためには、シャッターが開いてから閉じるまでの間に人物が動くことが最低限必要な条件となるのです。

 

撮影中に人物が動くということは、その人物の輪郭がブレることに他なりません。

 

つまり、その手の心霊写真では被写体である人物の輪郭がブレているということが判断基準となると思います。

 

しかし、その写真では人物の輪郭が一切ブレていないのです。

 

どう考えても説明のつかない写真でした。