沖縄での不思議現象について
沖縄といえば、世界有数の美しい海を持つ、日本が世界に誇る土地だ。
しかし同時に、言わずと知れた太平洋戦争で日本で唯一戦場となった場所であり、多くの人々が戦争で死んだ土地でもある。
戦死者は沖縄本島南部ほど多く、私が住んでいる糸満市では市民の4分の1が死亡したらしい。そのため、今でも古い集落を歩くと、古い家で朽ち果て雑草が茂り放題となっている家をよく見かける。
沖縄でいう「一家全滅の家」だろうと思う。
文字どおり、戦争に巻き込まれ一家が全員死んでしまった家のことだ。
家の面倒を見る人がいないため当然、家は放置されたままとなる。
そういう家を見ると、改めて戦争の爪痕の深さを感じる。
沖縄では、運転免許を取ると仲のいい友達とドライブがてら心霊スポット巡りをすることが多いらしい。
そのため、地元でも有名な心霊スポットは多数あるようだ。
激戦の行われた土地であるため、そのような場所には事欠かないのだろう。
中には、あの有名な国際通りも心霊スポットだと言われることもある。
ホントかウソかはわからないが、そんな話を聞くことがある。
しかし、実際に沖縄に移住し8年ほど住んでみた経験から言うと、沖縄ではほとんど不思議な体験をしたことがない。
もちろん、まったくゼロというわけではないのだが、関東の地元と比べると圧倒的に少ない。
居住年数が少ないということもあるのだとは思うが、土地柄そういった体験を多くしてもおかしくないと思うのだが、実際には少ないのだ。
こちらのブログでは、そういった数少ない心霊体験(?)を書きたいと思う。